入試対策・学習法としても間違っていますが、本来の教育からも大幅にずれています
しかし、実際に、本当に数多くの高校でムダに課題が与えられているのです
ちなみに、私は「教育は子どもたちが将来、自分の力で幸せを構築できるようにする」ことだと感じながら、子どもたちとの接し方・指導法などを試行錯誤を繰り返しています
しかし、保護者の方々は課題が多く出されることを望むため、高校どころか、小学校でも無駄に大量な宿題が出されているのが現実です
大量の課題をこなせば学力がかなり伸びたように錯覚しますが、実際にはかなり非効率的な手法・作業です
さらに、伸びるのは少しの学力だけで、考える力や幸せな未来を構築する能力はまったく身に付きません
課題をこなすのに多大な時間と労力を消費し、得るのは少しの学力アップだけなのです
机に座って、問題を繰り返し解いたり、ひたすら暗記したりして脳は大幅に成長するのでしょうか?
様々な年代のひとと接したり、様々な話題で会話したり、興味のあるものを子どもなりに探求したり、体全体を動かして遊んだり、逆に手先を使って細かな作業に集中したりすれば、脳がはるかに成長すると思いませんか?
ガラパゴールはこのような指導方針を掲げて実践しているので『小学生のお子様には塾に通うよりももっと大切なことがある』と断言し、ご入会はおすすめしないのです
《参考》
早期教育の弊害
http://g-goal.com/faq/faq01.html#q02
話を早期教育から、高校の課題に戻します
ガラパゴールの近隣にある私立高校のほとんどが、学力上位クラスでは、生徒に課題を与え続け、生徒から考える時間を奪い、課題をムダな「作業」をこなす状況になっています
国公立大学志望クラスをうたいながら、クラスの何%が国公立に合格しているのかを合格実績で確認していただければわかります
本当にひどいものです
愛知県の数多くの高校がまともな合格実績を出せない予備校になっています
繰り返しになりますが、課題を大量に与えて受験勉強とする手法は完全に間違っているので、当然の結果です
しかし、保護者は課題が出されることを望み、学校・教員も深く考えず、要望のままに無駄に課題を出し続けています
極端な言い方をすれば、子どもたちは「無能になるために」意図なく与えられた課題を演習するというムダな作業を繰り返し、学生時代の大切な時間を浪費しているのです
脳がスポンジように様々なことを吸収できる10代の大切な時期を意図のないムダな作業に費やし、吸収する量を減らしてしまっているのです
意図なく与えられた課題を、意図なく演習して、「将来、自分の力で幸せを構築できる」ような能力は身に付きますか?
以下の動画をご覧ください
あなたはこの動画を見ても、子どもたちに多くの課題を与える学校教育を望みますか?
尚、この動画には、私が長年、主張しているすべてがここにあると言っても過言ではありません